保育士ママの日常☺︎

保育士のパートをしながら男の子2人の母、妻として家事育児に奮闘中です☺︎保育士目線、保護者目線のお話や、趣味の草花のお話など、その時の気分で書いてます☺︎

4月の保育園

こんにちは〜hyhr1011です。

 

4月は保育園にとって新年度スタートの大事な時期ですね。

 

4月の保育園ってどんな感じなの!?4月の先生たちってどんな気持ち!?お父さんお母さんたちってどんな事思ってるんだろう!?

と気になってらっしゃる方の少しでも参考になればと思い、保育士、保護者とどちらも経験している立場から書きました。

 

まず、4月の一大イベントと言ったら、なんといっても入園式!!

 

保育園ってどんなところだろう!?

とみんな期待と不安で一杯だと思います。

 

特に保育園は0歳児から入園します。

年齢が低ければ低いほど、まだ何も分からないまま入園してくる子どもたち。

 

お父さん、お母さんに手を引かれたり抱っこされ、少しでも離れようものなら泣き叫ぶ子や、目に涙をためながらも我慢している子、目新しい環境にワクワクしてはしゃいでいる子。

 

本当にそれぞれです。

 

保護者の方はこの日のために、園から指定されている準備物を必死に揃え、ピカピカのスーツを着たり髪をセットしたり、、と自分の準備にかける時間もあまりなく、子どもさんたちの準備やご機嫌取りに朝からバタバタ、、

 

門の所にある、入園式の看板の前で家族写真をパチリととって、それ以外に写真を撮る余裕もなくその日の写真は終了。

 

保育士はというと、3月末まで前年度の保育があり、大体3月30日、31日の2日ほどで(幼稚園はもっとあったり、園によってそれぞれですが)新年度の準備。

4月1日にはもう入園式。

 

この2日の間にする事は、新しいクラスのシール帳や連絡帳、クレヨン、自由帳などの名前書き。

自分のクラスの部屋を掃除して壁面を作って飾り、一人一人のロッカーや靴箱、タオル掛けなどにお名前シールと、まだ名前が読めない子たちのために、覚えやすいシールをペタリ。

 

入園式のあるお部屋の設営。

 

入園式でする指遊びや、式の流れの確認、練習。

 

新入生の特徴などを前もって面接時に保護者の方ともらった書類にて確認。新入生だけではなく、在園児についても前年度の担任と引き継ぎ。特にアレルギーや痙攣などないかは細かく確認。

 

入園式で泣く子やはしゃいでいる子への対応などを保育士同士で確認。

 

そうこうして、誰もが不安と期待で迎える入園式。

 

無事に終わった後のホッとして帰るお父さんお母さん、子どもさんたちの後ろ姿はとても微笑ましくこれから、こんなに大切に親御さんに育てられてきた大事な子どもさんをお預かりする責任の重さを改めて実感するのです。

 

入園式が無事に終了し、ホッとしたのも束の間、次の日からはもう保育が始まります。

 

入園式同様初日からギャン泣きしている子や元気いっぱいな子などそれぞれですが、保育士は子どもさんたちだけでなく、保護者の方の心のケアも心掛けています。

 

子どもさんが泣いている姿を見たり、中には子どもさんが生まれて初めて子どもさんと離れて過ごす方、、その目には子どもさん同様涙が流れる方もいらっしゃいます。

 

そんな時、保育士は「大丈夫ですよ、しっかりお預かりしますからね。」など親御さんの気持ちが落ち着くような声かけを心掛けます。

 

私も今まで何度もそー言ってきました。

 

でも、親になり、いざ自分が預けてみると、、

 

頭ではわかっていても心がついていかず、家に帰っても仕事に行っても涙が出ました、、

 

「まだ泣いてるかな?」

 

「ちゃんとおやつやご飯を食べているかな?」

 

「まだ、保育園に預けるのは早かったのかな?」

 

などなど、、もー思えば思うほど涙が出てきました、、

 

そして、お迎えに行った時、私の顔を見て大喜びで飛び込んできた我が子を見てホッと安心しました。

 

でも、、本当の戦いはここからです。

 

保育2日目。

 

保育園とはどーゆーところか。お父さんお母さんと離れて、お友達や先生と過ごす所。今までおうちでは好きな時にご飯食べさせてもらって好きなおもちゃで遊んで、嫌な事があったら、泣けばすぐ言うことを聞いてもらえて、、としていた子たちが、集団生活というものを経験します。

 

すると、、入園式や初日より、登園時にお父さんお母さんと離れたくなくてもっと涙が出ることが多いです。

 

親御さんは、そんな我が子を見て不安いっぱい。

 

先生たちはそんな親御さんや子どもさんが少しでも安心できるように声をかけたり、気持ちを切り替えられるように試行錯誤しながら保育していきます。

 

中でもこの時期1番保育士が気をつけているのは怪我。

 

本当に怪我の多い時期なのです。

 

細心の注意を払いながら、子どもさんたちが怪我したり、体調を崩したりしていないか様子を見たり保育しています。

 

子どもさんたちは大体1週間もあれば落ち着く子もいれば1ヶ月かかってもまだ寂しさが勝って涙が出ちゃう事もあり、それぞれです。

 

でも、そんな子どもさんたち1人1人の状態や性格、保護者の方の精神状態を見極めながら保育士たちは毎日必死に親子を支えようとしています。

 

だんだん子どもさんたちが泣かずに登園しだすと親としては嬉しい反面、ちょっぴり寂しい、、。笑

 

わがままだなーと思いつつも、親はやっぱり我が子にとって一番の存在でありたいんですねー。笑

 

子どもさんにとっても保護者の方にとっても保育士にとってもドキドキワクワクの4月。

 

素敵な保育園生活スタートになると良いですね☺︎