こんにちは〜hyhr1011です。
6月23日に流産してから、もうすぐ3ヶ月がたちます。
その間、色んなことがありました。
流産後、病院でエコーを見ながら医師から「お腹にある黒い部分は赤ちゃんがいた証だよ。ここが残っているままではダメなので、子宮収縮薬を飲んで、全て出さないといけない。」
と告げられました。
赤ちゃんがお腹にいた証を全て出さないといけない、、
その言葉だけでも辛くて涙が出ました。
少し前に8週で流産を経験した先輩から「出来たら、流産して出てしまったら、それを病院に持って行ったほうがいいらしい。」と聞いていたので、私はトイレで流産した際に、これかな?と思う塊をすくいあげていました。
まだ9週だったので、赤ちゃんの姿形はありませんが、すでにこんなに体の中に出来上がってきていたのかと、益々辛くなり、赤ちゃんに申し訳ない気持ちになりました。
そちらを包んでジップロックに入れてその日は私のベッドで、せめて今夜だけでもと一緒に寝ました。
次の日、病院に持っていっていたので、そちらは検査に出すと言われて提出。
「赤ちゃんが流産した理由が癌かどうかを調べるからね。」
と軽く先生に言われました。
「赤ちゃんが癌?」
「どーいう事!?」
さらに医師に「もしかしたら、子宮筋腫があるかもしれないので、来週もう一度来てください。」
との事。
妊娠中は、子宮内膜症があるかもと言われましたが、今度は子宮筋腫?
20代で2人の子どもを産んだ時は「子宮の状態はとても良い。」と言われていた私の子宮がそんな状態になっていたなんて、ショックすぎて言葉を失いました。
上の子2人は予定外の妊娠でした。
私は妊娠がこんなに奇跡の連続だなんてその時は何も分かっておらず、2人ともつわりもなく、母子ともにずっと健康で、とっても元気な妊婦生活でした。
産後の経過も良く、赤ちゃんも何事もなくすくすく育っていました。
それなのに今回は、、
色々医師から言われてショックすぎて頭は真っ白でした。
家に帰って、永遠と、流産の理由や、子宮内膜症、子宮筋腫と流産の関係性、お腹の赤ちゃんが癌の可能性などを調べ続けました。
出てくるのは悪い情報ばかり。
子宮内膜症や子宮筋腫があると流産の確率があがるとか、そういう嫌な情報に加えて、流産の時、全て子宮から出ていない時は、手術になる事もある、、体にとても悪い事だらけ、、
という記事。
赤ちゃんが癌だと流産の可能性が上がるという記事。
もしそうだと、次妊娠してもまたそういう子を授かってしまうかもという不安。
怖くなり、不安しか感じず、毎日泣く日々、、。
その間、ずっと出血や、血の塊のようなものは出続けました。
職場には、上司とほんの一部の方にだけ報告していたのですが、とても理解ある職場なので、1週間ほど休みなさいと言ってくださりました。
1週間後、もう一度病院へ。
「お腹の中にまだ少し残ってるね〜。」
「子宮が収縮する力が弱いのかな〜。」
「追加であと1週間分、子宮収縮薬を出すので飲んでね。」
との事。
お腹の赤ちゃんの結果は3週間後にわかるみたいで、この日は結果は聞けず。
不安が残ったまま帰宅。
ふと薬を見ると、、
大変な失敗をしていたことに気付きました。
私は1日1回だと思っていた薬が、本当は1日3回飲まないといけなかったみたいで、、。
だから、子宮が収縮する力が弱かったのかな、、。
それとも元々の力が弱いのかな、、。
良く分かりませんが、とりあえずそれからは1日3回飲みました。
流産後、約12日間ほど出血が続いた後、やっと止まりました。
流産2週間後、また病院の日でした。
「お腹の中は綺麗になってるね。」
「元通りの子宮になってるよ。」
その言葉に、ホッとしながらも、これで赤ちゃんがお腹にいた証拠がどこにも無くなってしまった。
という悲しみも込み上げてきました。
そんな中先生から
「次の排卵もする準備してますよ。」
え?
次の排卵?
もうそんな事になってるの!?
と驚いていると、続けて
「今回は左の方が排卵しそうですよ〜。」
え!?排卵って今回は左とか右とかそんな感じなの!?
と、私は2人も妊娠出産を経験したのに、知らない事ばかりだったんだと改めて思いました。
流産後すぐは、あまり妊活しない方がいいという情報や、逆に、流産後は妊娠しやすいので、どんどん妊活した方がいいという情報がありますが、私の通っていた病院は、流産後すぐでも、排卵があるならどんどん妊活してねというところでした。
でも、、
気持ちがついていきません、、。
妊活して、また妊娠できたとしても、またこんな事になったら、、
私はもう36歳。
20代で妊娠出産した時と、こんなにも違うなんて不安しかない。
すでに2人のかわいい子供たちがいるのに、今更もう1人妊活してまた辛い思いをするかもしれない必要があるのか?
家に帰り、主人に話をすると、主人も不安そうでした。
でも、心の奥底では、
「せっかく我が家を選んで来てくれそうだった赤ちゃん。その赤ちゃんのお顔を次こそしっかり見たい。」
という思いが。
それからしばらく、ずっと悩み続ける日々が、、。
私の情報はいつもネットから。
悪い情報もたくさんありましたが、流産した方や、不妊の方の体験談などをネットで読んでいると、、
赤ちゃんが無事にお腹に宿って妊娠生活を送り、無事に元気に生まれてきてくれるまで、奇跡の連続なんだな。と分かりました。
こんなに辛い思いをしている方々がたくさんいるんだ。
と思いました。
こんな経験をしたからこそ、出来る保護者の方々への対応もある。
ここにいる園児たちは、奇跡の塊なんだ。
そんな大切な宝物をお預かりしている以上、もう一度保育を見直して、丁寧に、大切に保育していこう。
と、保育士としての経験値、意識も上がった気がしました。
そして何より、いつも怒ってばかりいた2人の可愛い可愛い我が子たちの大切さに、改めて気付くことが出来ました。
予定外に妊娠した時は、どうしよう、、おろそうか、、と思った時もあったほどでした、、
私はこんなに短気だったの?と思う程、毎日毎日怒ってばかりの日々。
そんな日々を考えるきっかけになりました。
まずは、今いる我が子たち、園児たちを大切に育てていきたい。
そして、もしもう一度戻ってきてくれるなら、天国へ行った赤ちゃんに、戻ってきて欲しい。
そんな風に思うようになりました。
そして、流産後3週間後
検査に出していた赤ちゃんの結果を聞きにいきました。
結果は問題なしとの事。
これで、病院は最後。
すごくホッとしたのと同時に、赤ちゃんが癌だった方のネット記事も見ていたので、そんな方々はこの瞬間に凄く辛い思いだったのだろうな、、
とも思い、なんだか手放しには喜べませんでした。
ネットには、嘘や悪い記事もたくさんありますが、大切な情報もたくさんある。
そう思い、私も同じようなことで悩んでいる方のお役に少しでも立てたらと、この体験を書く事にしました。
近くの人にはなかなか言えない悩みなので、この場で話す事で私も気持ちが落ち着きます。
悩んでいたり、辛い思いをしている方の少しでもお役に立てますように。